ずっと、もっと、韓国の味。

キムチ

体にやさしく美味しい本物のキムチ

徳山物産のキムチは、糖度が高く繊維質のしっかりした国内産野菜を季節毎に品質が一番良い産地から厳選。その製法は、土の中に甕(かめ)を入れて熟成させた昔ながらの方法に基づき、発酵に好条件な0~5℃で熟成させた本物の味を再現しています。それにより素材のもつ塩味とヤンニョムの甘味、乳酸菌の酸味の三位一体の絶妙な味わいが生まれるのです。

厳選された『国内産白菜』

白菜は国内産のかぶの大きさのそろったものを厳選。発酵食品として健やかに乳酸菌が育つよう、野菜のビタミンなどが破壊される塩素消毒を行いません。また伝統的な手塗りによる薬味漬け、原料にもこだわった白菜キムチは"植物性乳酸菌ラクトブレビス"の宝庫です!

こだわり『天然旨み出汁』

ヤンニョムづくりのベースとなる大切な出汁づくり。出来合いの出汁は使用せず、国産いりこと天然の昆布でつくります。キムチをつくる前に毎回煮出し作業を行い、新鮮で風味豊かな出汁のみを使用しています。

本場韓国の『最高級アミエビ』

キムチづくりの命はアミエビにあり!とは、キムチ通では知られたことですが、本場韓国の高級料亭でサムギョプサルとして使われる大ぶりで良質なアミエビの塩辛を使用。旨みやコクをより引き立たせるために厳選したものだけを使用しています。

門外不出!『秘伝の魚醤』

鰯の塩辛を貯蔵庫で熟成させること9ヶ月!熟成後、大鍋でコトコト煮込むこと5時間!その後、一晩寝かせてから3日間かけてろ過します。気の遠くなるような作業ですが、ヤンニョムのまろやかさと濃厚な旨味はここで生まれます。こうして時間をかけて出来上がった魚醤には、天然のアミノ酸やDHAなどがぎっしり詰まっています。

徳山物産の白菜キムチで始まる健康な食生活

ここ数年韓国の伝統食品、中でも特に”白菜キムチ”は乳酸菌・酵母などの宝庫として、健やかな食生活に欠かせないものとして再評価されています。白菜キムチに含まれる植物性ラクトブレビスは3日以上熟成し、キムチに若干の酸味が回りだす頃から急激に増加します。酸味が強くなる夏場は5 日、冬場15 日経つ頃にその数は1gあたり最大8億個以上!1 食分50gあたり400億個以上も乳酸菌を摂取できることになります。

夏場の乳酸菌の増加表
夏場の乳酸菌の増加表

チャンジャ

究極の珍味、チャンジャ

チャンジャとは、鱈(たら)の内臓をキムチ風の薬味で和えて醸成させたもの。北海を回遊する鱈は"たらふく"という言葉の語源でもあるように、海にいる間にカニやエビ、貝などの海の幸を腹一杯蓄えるため、栄養価が高いとされています。そんな鱈の胃袋を一つ一つ丁寧に手作業で筋目を取り除き、時間をかけてじっくり塩蔵したものをヤンニョンに漬けて発酵させてつくりあげたものが「チャンジャ」なのです。
ふだんは捨てられる魚の胃袋を手間を惜しまず高級珍味に仕上げる。これぞ、韓国料理の醍醐味を味わえる究極の一品といえます。

日本でスケソウダラチャンジャを加工、味付けしているのは徳山物産だけ!

最近「チャンジャって鱈の胃袋って聞くけど鱈の種類は何?」というような質問をよくいただくようになりました。
朝鮮半島ではスケソウダラは食卓に欠かせない魚です。このスケソウダラの胃と腸を塩蔵し、キムチ風に漬け込んだものをチャンランジョといい韓国を代表する塩辛です。
しかし、実は日本では在日コリアンたちが手に入りにくく、漬け込むのに手間がかかるスケソウダラよりも、もともとよく食されていた塩蔵マダラに目をつけました。チャンランジョの味付けを真似ることで日本独自の「マダラチャンジャ」をつくり上げたのです。
スケソウダラは高級な上に胃袋は一匹当り5gから15g位しか取れません。作業も大変なもので、胃袋の掃除で1時間にさばける量は熟練者で1時間に3kg、なれない者だと1kgがせいぜいです。量産するのは難しいものでした。しかし、本場の味を追求する徳山物産にとって本場のチャンジャ、スケソウダラチャンジャを避けて通ることができませんでした。

味に差が出る、手作りのこだわり

徳山物産では今も機械にたよることなく、細かい手作業の工程でチャンジャを製造しています。筋目を取り除く作業を省いても見た目はあまり変わりません。また、そのような商品が多く出回っているのも事実です。ですが、そこで生まれる微妙な味の差は歴然!私たちの手作業へのこだわりから生まれる味をぜひ一度お試しください!

冷麺

こだわりは本格押出し製法にあり

徳山物産の韓国冷麺の特徴は独自の"本格押出し製法"にあります。麺生地を小さな穴から高圧加熱することにより、麺をトコロテンのように押し出す。その際、麺がアルファ化されて(※アルファ化とはでん粉質がのり状になること)、独特の艶とコシ、弾力ある歯ごたえが生まれるのです。高圧加熱は殺菌効果があり、麺が一度煮えた状態となるので、ゆで上がり時間の短縮("1分"という脅威の早さ)と常温での長期保存が可能となりました。その手軽さから、今では焼肉屋さんに限らず居酒屋やファミリーレストランなど様々な業態のお店で、本格的で美味しい韓国冷麺を提供するお手伝いをさせていただいております。

韓国冷麺の美味しさを最大限引き出すために素材にもとことんこだわっています

ととり麺(どんぐり麺)

その昔、仙人が食したとされるどんぐりの粉を使用した個性豊かなととり麺。どんぐり粉は体内の重金属を外に出す作用があるといわれています。細めの黒麺はしなやかなコシと口の中で弾けるような独特の食感が特徴で、その味わいは本場韓国でも一流品と認められました!

松花麺(しょうかめん)

かつては美容と老化防止に良いとして位の高い人に献上されていた松花粉。グッと噛みしめると松花粉の持つほのかな甘みと香ばしさが広がり、冷麺だけでなく温麺にしても絶品です!

トック

トックとトッポギって何?

トック・トッポギは韓国伝統のお餅です。トックは「トッ」が餅、「ク」がスープで直訳するとトックとは"スープ餅"のことで、トッポギは「ポギ」の部分が「炒める」という意味があり"炒め餅"となります。また原料は同じながら形状が違い、トックはスライス状、トッポギはスティック状に切られています。
トックは韓国家庭料理の中心素材として広く親しまれており、古くから様々な行事でなくてはならない食べ物です。特に正月にはどの家庭も元旦の朝に霊前にお供えし、新年を祝う意味で食べます。

徳山物産の原点でもあるトックは、日本の学校給食など取り扱いを拡げています

徳山物産の原点は、1948年にハルモニ(初代会長の母)が手づくりのトックを押車で売り出したのがはじまり。最初は全て手工業的に行っていた作業を、増え続ける注文に対応するために手作業の工程を忠実に再現し、試行錯誤を繰り返しながら徐々に機械を導入していきます。1985年、徳山物産設立の翌年にトックの自動生産ラインが完成。日本で初めての本格的なトック工場の誕生でした。
商品の品質が飛躍的に向上し、本場韓国からも認められ、韓国の食品メーカーが工場見学に来ることもあったくらいです。
保存性でいえば、トックは餅なので酸素があると1週間から10日間でカビが生え、真っ黒になります。それを防ぐために包装の際に脱酸素材を入れ、空気を残したまま無酸素状態にする自動包装技術を採用しました。するとパック自体はふんわりしているので、餅が変形せず、商店で売っていた時と変わらない姿の商品化ができたのです。それからというもの、大型量販店でも徐々にトックを取り扱って頂けることとなります。

様々な料理の素材として幅広く使えます

徳山物産のトック・トッポギは煮崩れしにくく、ベタつかずプルプルした食感が特徴です。トックは味しみがよく、煮込むほどにスープの味がしみてトックの旨みが味を引き立てます。トッポギも煮崩れしにくく、すき焼・おでん・鍋物から洋食まで様々な料理の素材として幅広くご利用いただいています。トッポギとトックは形状の違いから使う料理に応じて使い分けることをおすすめいたします。